DWE(ディズニー英語システム)のフルパッケージ教材が手元に届いて1週間が経ちました。
息子は気に入って毎日映像を見ています。良かった。それは本当に良かったのですが、1つ問題が起きています。
全ての教材がどどーん!と一度に家に届いたので、綺麗に専用棚に収納したは良いものの、どの教材がどういう内容で、何とリンクしているのか、さっぱり分からないまま1週間が経ってしまいました。

フルパッケージを購入しておいてなんなんですが、DWEの教材って、名前と内容が結びつきづらくないですか?映像とCDと絵本がたくさん、あとおもちゃもたくさんある教材なのは分かるのですが、分類が難しいというか。
私も、もともとは中古で何か買って試してみようかな、と思っていたのです。でも、教材の中身がうまく把握できず、メルカリ等で売られている教材を見ても、そのCDやDVDが何なのか良く分からず…。
シングアロング?すとれーとぷれい?なにそれ? でした。更に年式がどう、リニューアルがどう、という話になると、わけわからーーーーん!となって、結局中古の購入は投げ出してしまいました。
でも、今目の前にはすべての教材がどん!と鎮座しているわけです。
わからないとか言っている場合じゃないので、ひとつひとつ整理してみることにしました。(全て、2019年4月のリニューアル後の教材の話です)
全ての基本。シング・アロング(SA)

本当に多くの教材がセットになっているDWEですが、基本の中の基本。これがないとはじまらないのがシング・アロングです。
正規購入の場合、まずこれを買わないといけません。このシング・アロングを買わずに、これ以外の教材を買うことはできない仕組みになっています。
シング・アロングのセット内容
- ブルーレイが12枚
- CDが8枚
- 歌詞が載っている絵本が4冊
- 親用のガイドも4冊
- ミッキーの仲間たちだけが出てくる小さな絵本が1冊とカードが1組
- 大きなポスターが4枚
- 青い小鳥のシールがたくさん
これが、シング・アロングのセット内容です。2019年10月時点の一般本体価格は168,000円。
シング・アロングの教材の使い方
まずブルーレイは、「通常の歌が流れる部分」「単語の意味を把握するために単語だけが流れる部分」「歌って楽しむためにカラオケになっている部分」の3つがあります。子供の興味や英語レベルの状態に応じて使い分けるようです。
そしてCDは、ブルーレイで聞いた歌をそのまま聞ける4枚と、歌ではなく歌詞の朗読になっている4枚があります。
絵本は、歌詞カードとして使うこともできるし、朗読verのCDを聞きながら絵本として使うこともできます。この絵本は、後述するメイン・プログラムに出てくるミッキーペンには対応してません。
小さな絵本とカード1組は、ミッキーとその仲間たちの顔と名前を覚えるのに便利です。
大きなポスター4枚は、1枚1枚が大きいです。仮にトイレのドアに貼ったら、1枚でドアが埋まってしまいます。このポスターは、なぜかミッキーペンに対応しています。
小鳥のシールは、うまく歌えたり、CAPというレベル認定試験に応募したら、そのマークとして貼って、モチベーションを高めるために使うようです。
このシング・アロングを購入すると、次に購入できるようになるのが「トークアロング・カード(TA)」と「ストレート・プレイ(SP)」です。
そして今は、「シング・アロング」を購入すると、まだ歌が歌えない0-2歳の子を対象に作られた「プレイ・アロング(PA)」がサービスで付いてきます。
大量のカードでおなじみ。トークアロング・カード (TA)

ディズニー英語システムと聞いて、これを思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
大量のカードと、カードを再生するためのピアニカくらいのサイズの機械が一緒になっているのがトークアロング・カードです。
トークアロング・カードのセット内容
- トークアロングカード 510枚
- カードを再生する機械 プレイメイトエアー
- プレイメイトエアーに接続するマイク
- 赤と緑のマジックスクリーン
- ACアダプター
- USBケーブル
これがトークアロング・カードのセット内容です。 2019年10月時点の一般本体価格は295,000円。
トークアロング・カードの教材の使い方
カードはそれぞれ、表の面をプレイメイトエアーに通すと単語がそのまま流れ、裏の面を通すとその単語に関連した文章が流れるようになっています。
最初は表を通して、繰り返し単語だけを発音します。後々は裏を通して、文章で繰り返したり、疑問に答えを返す会話形式の練習ができます。
またプレイメイトエアーは子供の声を録音することができるので、マイクを持たせてやる気満々に録音し、それを聞くことで発音が良くなっていく仕組みのようです。
510枚のカードで出てくる単語は、「シング・アロング」の歌やそれ以外の教材に出てくる単語と親和性があるので、歌で聞いた単語、他の絵本で見た単語がトークアロング・カードに出てくるようになっています。
歌と同じシーンを物語として楽しめる。ストレート・プレイ (SP)

ストレート・プレイは、シング・アロングで出てきた歌をお話として映像で楽しめるブルーレイのセットです。
ストレート・プレイのセット内容
- ブルーレイが12枚
のみ! です。シング・アロングを購入している前提のセットなので、シング・アロングの絵本を見ながら、歌ではなくストーリーとして楽しめる映像が入っています。
2019年10月時点の一般本体価格は168,000円。
ストレート・プレイの教材の使い方
後述するDWEのメイン・プログラムでは、映像の構成がレッスン形式になっています。映像の中の先生が指示した通りに、絵本(テキスト)を開いたりカードを使ったりします。
歌がメインのシング・アロングからいきなりメイン・プログラムの映像を見せると差が大きいので、歌に慣れてきたらこのストレート・プレイを見せて、物語として認識すると共に、それぞれの単語の意味や文法などの理解を深めていくのだと思います。
ここまでに紹介した、「シング・アロング(SA)」、「トークアロング・カード(TA)」、「ストレート・プレイ(SP)」をすべて購入すると、いよいよ「メイン・プログラム = ステップ・バイ・ステップ(SBS)」を購入することができます。このメイン・プログラムまで購入すると、DWE内で実施されているレベル認定試験(CAP)に応募したり、その先の「DWE卒業」を目指すことができます。
DWEの要。メイン・プログラム = ステップ・バイ・ステップ (SBS)

やっとメインの話になりました。本当にDWEは教材が多い…。というわけで。
メイン・プログラム = ステップ・バイ・ステップのセット内容
- ブルーレイが12枚
- CDが14枚
- うさぎが目印のアクティビティボックス
- フック船長が目印のトレジャーチェスト
- テキストが12冊
- レッスンが終わるとシールを貼るプログレスブックが4冊
- 親のためのガイドが4冊
です。ボックスとチェストの中身ですが、
アクティビティボックスの中身
- 塗り絵やシール貼りができるワークブックが4冊
- ワークブックのためのシールとクレヨン
- ワークブックと一緒に使うアクティビティカード 11枚
トレジャーチェストの中身
- ミッキーと仲間たちのパペット
- ミッキーペン (Mickey Right Light Pen)
- 風船
- カード2種類
- ミッキーの車
- 魔法の鉛筆
- 風車をつくる材料
- 紫色のひも
- ミッキーヘッド
となっています。
さすがメイン・プログラム。教材が多岐にわたっています。 2019年10月時点の一般本体価格は300,000円。
メイン・プログラム = ステップ・バイ・ステップの教材の使い方
基本はブルーレイを見ながら、2つのボックスを用いてレッスンを行います。
そして、理解しているかどうかを確認するためにテキストとミッキーペンを使います。CDは、日常生活で掛け流して理解を促す役割であるようです。このメインプログラムを順番に進めて、対応する課題を提出していくのがCAPと呼ばれる認定試験です。
CAPは他に、シング・アロングに出てくる歌をしっかり歌えるかどうかや、レッスンと対応したトークアロング・カードの単語や文章が言えるかどうか等も併せて応募する必要があります。
映像を見て聞いてちゃんと理解しているかどうかと、しっかり明瞭に発音できるかどうか、更にひとつの歌を最後まで暗記して歌えるほど英語に慣れ親しんでいるかどうかを同時に確認されるということですね。うわー難しそうだなCAP。
でも、総合的な英語レベルを上げられる仕組みになっていると思います。ひとつひとつ、確実に積み重ねていくしかないですね。
次に最初に戻って、「シング・アロング」を購入すると付いてくる「プレイ・アロング」です。
0歳から慣れ親しめる。プレイ・アロング(PA)

DWEの基本は上記に書いたセットですが、0歳~2歳までの子供はまだ歌もうまく歌えないし言葉もうまく発音できないので、より感覚的に英語と親しむためのセットがこのプレイ・アロングです。
プレイ・アロングのセット内容と教材の使い方
- ブルーレイが3枚
- CDも3枚
- ちいさい絵本が3冊
- おもちゃがたくさん
です。おもちゃはどれも、映像に出てくるおもちゃと同じもので、子供たちが映像を見ながら真似して遊べるようになっています。
サービスとして頂いた家庭がほとんどだと思いますが、もし正規購入するなら 2019年10月時点の一般本体価格は48,000円です。
基本以外の追加セット
ここまでに書いたのが、DWEの基本の5セットです。この5セットまで揃えれば、CAPに応募してDWE卒業を目指すことができるので、ちゃんと使えば英語が上達できるセットなのだと思います。
フルパッケージは、ここまでに書いたセットに追加して、あと4つのセットを足したものです。
G -ミッキー・マジックペン・セット

おしゃべりミッキーペンで英語を楽しむセット。
おしゃべりミッキーペン(ミニーも選べる)(メインプログラムの光るミッキーぺンとは別の物)、ゲームブック8冊、CD4枚、カードブック6冊、親のガイド1冊のセットです。
おしゃべりミッキーペンを使うことで様々な遊び方ができるので、メインプログラムのレッスンとは違った角度から英語と親しむことができます。
2019年10月時点の一般本体価格は98,000円。
A-ミッキー・マジックペン・アドベンチャーセット

こちらのセットにはもう1本おしゃべりミッキーペンが付いてきます。兄妹で取り合う心配のある家におすすめです。もちろんミニーも選べます。
上記のミッキー・マジックペン・セットの発展形で、更に複雑な遊びを楽しむことができます。なので、Gセットを持っていないと購入できません。
おしゃべりミッキーペン(ミニーも選べる)と、ゲームブック4冊、大量のカード・パズル・シール・ポスターのセットです。
これらのおしゃべりミッキーペンで、英語を使いながら子供と遊べるようになったら楽しいだろうなあ、と思っています。
2019年10月時点の一般本体価格は74,000円。
Q-Q&Aカード

トーク・アロング・カードの発展形で、語彙と簡単なセンテンスだけのトーク・アロングカードではなく、ゲーム的な考える要素を追加したカードです。プレイメイトエアーで再生して使います。
カードが100枚と、ガイドが1冊のセットです。
2019年10月時点の一般本体価格は68,000円。
L-レッツプレイ

はさみや色鉛筆を使った工作や、プレイマットや簡易ユニフォームを使って体を使うなど、さまざまな体験遊びのセットです。ブルーレイが8枚付いていて、この映像を見ながらいろいろな遊びをします。
難易度がメイン・プログラムやCAPと対応しているので、メインプログラムを使えるまで成長すれば、雨の日やふと時間がある時にこれを使ってがっつり遊ぶことができそうです。
2019年10月時点の一般本体価格は88,000円。
まとめ
以上が、DWEのすべてのセットです。
参考までに金額も書きましたが、複数セットを一緒に買うと値引きもありますし、大きなセットを買ったり説明を聞いた日に即日契約したりすると、専用棚、ブルーレイプレイヤー、図鑑、ミッキーのぬいぐるみ等の特典が付くので、金額はその時々、その人それぞれかと思います。
しかし、実際に購入して、さまざまなパンフレットが手元にあるからこそこうしてまとめが書けましたが、本当にたくさんの教材があります。WEB等から断片的に情報を集めて、DWEの教材を吟味するのは本当に大変だろうなあと思います。
おまけ メイン・プログラムのはじめどき
DWEのガイドによると、
- 色が見分けられる
- クレヨンで塗り絵を書いたり簡単な線が書ける
- 日本語で数が数えられる
- 日本語で質問や応答等の会話ができる
- トークアロング・カードが25-30枚くらい見分けられ、発音できる
の条件がだいたい揃う頃がメイン・プログラムのはじめどきだそうです。目安として4歳頃だと書かれていました。
うちの息子はまだ2歳なので、それまでは、プレイ・アロングでおもちゃと遊んだり、シング・アロングで歌に親しんだり、トーク・アロングカードで遊んだりして、英語を少しずつ日常に馴染ませていく感じでしょうか。
まだ先だーまだ先だーと思っていると、教材を息子に差し出すタイミングを見誤りそうな気がしてならない(笑)です。
自分がいったいどのような教材を買ったのかという備忘として、忘れたらまたこの記事を読みに来ようと思います。
まあまずは、どんな形でも毎日使っていきたいなと思います。少しずつ、少しずつ。

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