2019年10月。
2歳の息子と0歳の娘を連れて、家族4人でハワイに行きました。
この時にどうしようか悩んだのが、現地での移動手段です。
宿泊先は、アウラニのディズニーホテル。
また、空港からホテルに行くだけではなく、滞在中にホテルから遊びに行く時の移動手段についても悩んでいました。
ハワイでの移動手段は、大きく4つ。
①ローカルな路線バス the Bus
②タクシー(Uber含む)
③レンタカー
④空港シャトルバスや現地ツアー
です。
今回の旅で、いろいろ検討した末、我が家はメインの移動手段をタクシーにしました。
どうしてタクシーにしたのか、どうしてレンタカーを借りなかったのか、また他の移動手段の特徴等もご紹介します。
こんな人にオススメ
●小さな子供連れでハワイ旅行を計画している
●ワイキキだけでなくオアフ島をいろいろ回りたい
子連れハワイに便利なタクシーと、利用が難しいUBER
De inspiratie voor 'Big Yellow Taxi' komt uit Hawaï. Counting Crows & Vanessa Carlton zo op http://t.co/mN5p9qiv8j pic.twitter.com/eAngEizQPU
— Sky Radio (@skyradio101fm) March 26, 2015
今回、メインの移動手段はタクシーにしました。
ハワイで最も有名なのはチャーリーズタクシーで、日本語でWEB予約し、空港でピックアップしてもらうことができます。アウラニディズニーまでだと、定額で55ドル+チップです。
値段は高いですが、定額制なので安心感があります。また車体がアルファード並みに大きいので、スーツケースやベビーカー等、荷物が多くても問題ないところも嬉しいです。
ただ、ハワイのタクシーは決して安い乗り物ではありません。
少しでも移動費を安く抑えたくて、専用のアプリを使って車を好きな場所に呼べる「UBER」を使ってみましたが、子連れだと乗車を断られるケースがありました。
ハワイでは、日本と同じように子供が自家用車に乗る場合はチャイルドシートの着用が義務付けられています。そして、UBERは自家用車に乗せてもらうサービスなので、子供を乗せる場合はチャイルドシートが必要。
特に3歳まではしっかりとしたチャイルドシートが必要で、装着しないと厳しく罰せられてしまうため、アプリから車を呼んで実際に来て貰ったところで私たちが子連れだと分かると、「うちの車には乗せられない」と乗車を拒否されました。
中には、「大丈夫だと思う」と乗せてくれるドライバーさんもいましたが、UBERを使うと、ドライバーさん次第で乗れるかもしれないし乗れないかもしれない、という困った事態になります。
その点、チャーリーズタクシーやトロリー、the Bus等の公共交通機関は、日本と同様にチャイルドシートの装着義務はありませんから、気軽に利用することができます。
値段だけを比較すると、タクシーとUBERを比較すると、全体的にUBERの方が2割ほど安い印象でした。
しかし、「車を呼んでも乗れるか分からない」「警察に捕まったら罰せられるかもしれない」というリスクを考えると、子連れの場合はUBERではなくタクシーを利用した方が無難だな、と思いました。
【タクシー移動が向いている場合】
・小さい子供連れで臨機応変な動き方をしたい
・左運転が不安なのでレンタカーはやめたい
・ホテルでのんびり滞在するので、空港からホテルまで移動できれば良い

子連れハワイで荷物が多くても安心!アクティブに動けるレンタカー
When you decorate your rental car like home sweet home 🤙🏻💚 Welcome back @marseille ! 2 more days ‘til #hurt100 ———————————-— #Repost @marseille with @get_repost
・・・
Cascadia meets Hawai’i. #hurt100 #team7hills #rainshadowrunning #orcas50k #daybreakra… https://t.co/ZYjJaXgOAR pic.twitter.com/DjabSrbO4D— HURT Hawaii (@HURThawaii) January 18, 2019
ハワイのレンタカーは、国際免許証を用意しなくても、日本の免許証で借りることができるのでとてもお手軽です。
日本でおなじみのニッポンレンタカーもあるので、日本から日本語サイトで予約、車にも日本語のナビが付いています。
そして、空港のすぐ隣で借りることができます。
しかし。

アメリカだから当然なんですけど。
今回、子供を2人連れて行くので、後部座席にチャイルドシートを2つレンタルしてセットし、親は運転席と助手席。
慣れない車、慣れない道、そして慣れない左運転・右通行。
それだけでもあわあわとテンパることが目に見えているのに、それに加えて、
チャイルドシートが大嫌いで泣き叫ぶ0歳の娘。
すぐにお菓子が欲しい動画が見たいと駄々を捏ねる2歳の息子。
という大きな存在と懸念点を考慮し、今回はレンタカーを諦めました。

以前、子供たちがまだ生まれていない時に夫と2人でハワイに来たときは、レンタカーを借りました。
ワイキキだけは道が複雑で交通量も多くてひやひやしましたが、逆にワイキキ以外はハイウェイが整備されていて迷うこともないので、日本語のナビを借りてワイキキに行かなければ、レンタカーでもなんとかなる!と思いました。
左運転の難しさはありますけれど!

空港のすぐ隣でチャイルドシートと一緒に気軽に借りられますし、返すときもガソリンを満タンにしておく必要もなかったので、「子供たちがおとなしく乗っていてくれる」ことさえできれば、レンタカーが良いなと思います。
アウラニやドール公園、ノースショア等の、タクシーや送迎ツアー使うと結構な値段が掛かってしまうちょっとしたお出かけスポットに、レンタカーなら気軽に行くことができます。
【レンタカー移動が向いている場合】
・オアフ島内をいろいろ移動したい
・左運転右側通行を運転してみたい
・自分たちの好きなタイミングで移動したい
子連れハワイでワイキキだけなら利便性が高い the Bus
#ハワイNEWS 📰
オアフ島の公共交通機関、The Busで1dayパスの導入を開始。
$5.00でThe Busが1日乗り放題。それに伴いトランスファーチケットは廃止となります。
詳しくはコチラ↓https://t.co/DVtNsnoyLg#ハワイ pic.twitter.com/7E10efml4h— ハワイ州観光局 【公式】 (@goHawaiiJP) October 3, 2017
the Busは、ハワイのあらゆる所を走る公共バスで、1乗車2.75ドルの定額制。どこまで乗っても一律料金なので、最も値段を安く済ませられる移動手段です。
スマホに専用アプリを入れてWiFiを借りておけばバス停や時刻表を検索できるので、旅行者でも気軽に利用することができます。
ただ、アウラニディズニーホテルがあるコオリナ地区には、ほとんどバス停がありません。。。
最も近いバス停で降りても、ゴルフ場をぐるっと周る必要があり、大人の足でホテルまで20分以上かかります。(ほぼ一本道なので、地図を見ながら歩けば迷うことは無いです)
2015年には、夫と二人旅だったため、このthe Busを使ってアウラニからワイキキまで何回も遊びに行ったりしていましたが、今回は小さい子供連れなのでThe Busの利用-特にこの歩いて20分の距離が無理と判断しました。
ただハワイの人たちは優しいので、ベビーカーのまま乗車したり観光客が乗ったりすることに目くじらを立てる人はいません。ホテルとバス停が近ければ、メインの移動手段としておおいに検討したと思います。
でも早朝や夕方の時間帯(特にワイキキに行くバス、ワイキキから帰るバス)はものすごく混雑しますから、そういう時間帯のベビーカー利用は避けた方が無難かもしれません。
the Busは、ワイキキ内にバス停が豊富にあります。ワイキキに宿泊して、食事や買い物等でワイキキ内をいろいろ動き回りたいなら、料金も安くて便数も多いのでthe Busはとてもオススメです。
Wi-Fiが無くてアプリを確認できない場合は、アラモアナセンターで時刻表を貰うことができるので、それを見ながら乗ると良いと思います。
【the Busの移動が向いている場合】
・ワイキキ内をこまめに移動したい
・ハワイのローカルな雰囲気を味わいたい
・地図と時刻表を見ながら冒険のように移動したい

子連れハワイで予約が必要だけど安心 空港シャトルバスや現地ツアー
Unveiled #AlernativeFuel shuttle 🚌. Hawaiʻi is committed to making a #cleanenergy transformation #WeAre100. While the federal gov't is attempting to roll back emissions standards, we are proud to surge ahead with the largest #renewable #airport bus fleet program in the nation. pic.twitter.com/wyPJveU58r
— Governor David Ige (@GovHawaii) August 4, 2018
ハワイの中で中・長距離を移動する時は、事前に空港シャトルバスや現地ツアーを予約しておく、という手段もあります。
シャトルバスや現地ツアーのメリット
●事前予約で旅程を計画しやすい
●事前予約で金額も明朗
しかし、子連れの場合、デメリットも考えられます。
シャトルバスや現地ツアーのデメリット
●前日や当日に予定を変更できない
子供、特に小さい子供ほど、何をしでかすか分かりません。
お漏らししてしまって片づけていたら集合時間に間に合わなかったり、日帰りツアーの最中に体調を崩してしまって緊急でホテルに戻りたくなる…ということが往々にして起こります。
そういう時に、シャトルバスや現地ツアーの場合は他の旅行者の方もいますから、なかなか臨機応変に対応してもらうことは難しいです。
…ということを言い訳に、私は今回の旅行、現地の移動手段については殆ど何も予約していませんでした。

勿論、事前に予約しておけば、時間をうまく使って旅行を楽しむことができます。子連れだからこそ、子供の生活リズムに合わせてあらかじめ予定を組んでおくことで、無理のない範囲で最大限に時間をうまく使うことができると思います。
ただ、私は怠け者なので、ついつい予約せずに済ませ、移動の殆どをタクシー(時々UBER)で済ませてしまいました。
シャトルバスや日帰りツアーをうまく使った方が値段も抑えられると思うので、次に行く時は、いろいろ下調べし、より楽しい旅行ができるようにいろいろ予約もしておきたいと思います。
そして予約した後も、不測の事態に備えてタクシー会社の連絡先や配車の方法なんかは、あらかじめ調べておきたいと思いました。
【シャトルバスや現地ツアーの移動が向いている場合】
・あらかじめ時間を決めて細かく予定しておきたい
・タクシーより費用を抑えたい
子連れでハワイ旅行。タクシーで移動してレンタカーを借りなかった理由 まとめ
というわけで、今回、ズボラ×子連れ の私が選んだ移動手段は、ずばりタクシーでした。
一番お金がかかってしまいますが、一番安全に、いつでも、どこへでも連れて行ってくれる素晴らしい移動手段でした。子供が小さい時は、高くてもタクシーのありがたみが身に沁みます。
もう少し子供たちが大きくなればレンタカー移動も楽しいでしょうし、ちゃんと下調べをして、the Busやシャトルバス等、いろいろな乗り物を使うというのも、それだけで楽しい旅の思い出になるなあと思っています。
外国の乗り物って、バスでも車でもなんでも、それだけで日本にはない空気感やデザインをしていますよね。
家族だけでアクティブに移動できるタクシーやレンタカーはとても利便性が高いですが、現地の人を身近に感じられるthe Busや、他の旅行者と接することができるシャトルバスも、子供にとってはハワイ旅行の良い思い出になるのでは、と思っています。
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