2019年8月24日、毎年恒例で東京都大井町のJR東京総合車両センターで行われている、夏休みフェアに行ってきました。(公式サイトはこちら)
このイベントは、JRの車両基地、という普段は入れない施設を特別に開放して行われます。
それだけでもテンションが上がりますが、且つ、毎年8月の最後の方、つまり夏休みの駆け込み的な日程で開催されるので、ちびっこ鉄道マニアには大人気のイベントなのです。
イベントの内容
このイベント、ふだんからこのJR車両基地で働いている本物のJR鉄道マンによる、
- 運転手体験
- ミニ鉄道の乗車
- 車両整備(洗浄)体験
- 車掌体験
等が小学生以下を対象にして行われるので、朝一番はその整理券を求める人たちでとてもとても混みあいます。
ただこれらには参加できなくても、たくさん並ぶ整備中の電車を眺めるだけでも、普段とは違う角度で電車を見ることができるので、新鮮で楽しいです。
またたくさん売られている様々な鉄道グッズをチェックしたり、この日は特別に開放されているJRの社員食堂でお昼ご飯を食べる等、さまざまな楽しみ方ができます。
ただこのイベント、午後なら多少人出も落ち着いてるかと思って狙って行ったのですが、全くそんなことなく、一日中すごい人混みでごったがえしているようでした。電車大好きなちびっこって本当に多いんですね…。
8月末のうだるような暑さの中、冷房なんてない車両基地の中を元気に飛び跳ねる息子を、息を切らしてはあはあ言いながら追いかけました。疲れた。かき氷食べてHPの回復を図りましたよ…! まあ、子供が楽しいのが一番なので、親冥利に尽きるんですけどね!
隣の公園で別の催し物も
さてこのイベント、JRの車両基地のすぐ隣の公園で、同時開催としていくつかの企業や団体が催し物ブースを出していました。
- 品川警察署による白バイの乗車体験
- 品川消防署による消防車の乗車体験
- 空気で膨らませる巨大滑り台や、セグウェイ体験、宝探し等のミニ遊園地
- シンカリオンロボットの展示
等の、ずばり、小学生くらいまでの男の子が好きそう!! なものをギュッとこれでもかと集めた催し物です。1歳だった息子も、楽しそうに白バイと消防車に乗せてもらいました。
ただ、こちらもほとんど日よけのないだだっ広い公園で行われているので、本当に親も子供も水分補給必至です。ペットボトル飲料が中でも売られていましたが、なんせ暑くてたまらないので、事前に買って持参することをおすすめします。
来年も行きたいな
というわけで、暑さに負けそうになりつつも、滅多に入れない車両基地を見学できる機会となり、電車好きの子供がいる家族にはとても楽しいイベントかと思います。
またこのイベント、たくさんのJR整備士さんたちが総出で運営に関わっています。私はイベントの終了時間まで楽しんだのですが、帰りには出口で20人以上が花道を作り、子供たちに笑顔で手を振って楽しそうにお見送りをしてくれました。
運営はJRという巨大な企業ですが、JR整備士さんたちによる子供たちのための文化祭、というようなアットホームな雰囲気が素敵でした。帰りのお見送り列の中には着ぐるみのスイカペンギンもいて、あっという間に子供たちに囲まれて大人気でした。
息子も来年になれば2歳、いろいろな事が分かってくるしまた違った楽しみ方ができると思うので、是非また行きたいなあと思います。イベントそのものは入場無料なのも嬉しいです。
今回の出費は、
- お茶やかき氷等の軽食費 1,000円
- ハズレ無しの電車ガラポン 500円
- グッズ売り場で買った、中古のプラレール 1,500円
- 合計 3,000円
でした。電車、特にJR等の各種鉄道会社のイベントって、PRも兼ねているからか入場無料が多く、ついついその分電車のおもちゃ等を買ってしまう気がします。息子も嬉しそうだし、良いんですけど、ありがたいんですけどね…!!
というわけで、JR東京総合車両センターの夏休みフェアでした。あー楽しかった、でも暑かった!!
