2020年1月。
寝ても覚めても乗り物が大好き!な2歳児を連れて、六本木で開催されている特別展「天空の鉄道物語」に行ってきました。(公式サイト)
会期は2020年の3月22日までですが、終わりに近づくと混むかなと、今のうちに出向いてきました。
会場は広く、展示物がいろいろもりだくさんで、大人も子供もとても楽しめました。
今回は、子連れで行った、かつもともとは鉄道ファンでも何でもない私なりの、見どころと魅力を残しておきたいと思います。
こういう人にオススメ
●鉄道マニア
●天空の鉄道物語 が気になっている
●子供が乗り物大好き
特別展「天空の鉄道物語」の魅力
今回の「天空の鉄道物語」で、私が感じた大きな魅力は2つありました。
魅力① JRをはじめとして、関東の主要私鉄も勢ぞろい
展示のメインはJRで、国鉄時代から今のJRになった歴史や、新幹線の歴史、あと現在ではもう走っていない寝台列車や青函連絡船の模型が展示されていました。このあたりの古い資料は、にわか鉄道ファンである私には珍しく、とても面白かったです。
また文字や文章の展示は少なく、子供にも分かりやすい写真や模型の展示が多かったので、息子も楽しそうに歩き回っていました。
かつて使われていた本物の鉄道部品やヘッドマーク、駅に貼られていたポスターや時刻表の展示もありました。
JR以外だと、関東を走っている東急・東武・相鉄・西武・京急・都営・メトロなどの路線からそれぞれ展示物がありました。特に関東近郊を走るSLの写真がずらっと並べてあったり、各鉄道会社の電車模型が一堂に並んでいたりと、なかなかふだんの鉄道イベントでは見ない光景でおもしろかったです。
魅力② 写真撮り放題
一部の動画の展示以外、展示室は写真撮り放題でした。
いろいろ面白い展示があったり、また息子が興味深そうに模型を覗きこんだりしていたので、写真を好きに撮ってよいというのは嬉しいです。
また、展示室の一部では展望台になっていて、六本木からの眺めの良い景色や、夜には夜景が望めるロケーションでした。
他にも実際の鉄道ではなく、段ボールで作られた実物大の蒸気機関車など、子供心やロマンをくすぐる展示がたくさんありました。
この段ボールの蒸気機関車。息子が実際に乗りたくてチェーンを潜っていこうとし、止めるのにとても苦労しました。
触ってはいけない、手に取ってはいけないというのを学ばせるのはなかなか難しいなあと思いました。
「天空の鉄道物語」で印象深かった展示
それでは、印象深かった展示を写真と一緒に並べていきます。
① 本物のヘッドマーク
過去、いろいろな特急電車等で使われていたヘッドマークです。さびいていたり汚れていたりするのが、またロマンを感じます。
② 初代新幹線の実物大パネル
初代新幹線の実物大(たぶん)パネル。
最初の新幹線がこういう形をしていたことは知識として知っていましたが、実物大で現れると今の新幹線(特にのぞみ)との違いを強く感じました。全体的に丸くてかわいい。
のぞみがずーっと白と青のデザインなのは、初代から続いているんですね。
③ JR7社の制服
JR7社の制服がずらり。
こんなん意識したことないよ!と思いましたが、よく見るとそれぞれ違いました。私はJR東海のダブルジャケットと帽子が一番好みです。かっこよい!

④ トワイライトエクスプレスの等身大模型
今ではもう走っていない、豪華寝台列車トワイライトエクスプレスの実物大模型です。
残念ながら中は入れず見るだけでしたが、食堂車や寝台車の雰囲気を知ることができました。
寝台列車って年々減ってるんですよね…?
夏休み等の長期休暇ではまだ運行しているところもあると聞いたので、もう少し子供たちが大きくなったら、ぜひ家族みんなで寝台列車の旅をしてみたいです。
⑤ 展望台からの景色
私が行ったのは夕方で、展望台から東京タワーが綺麗に見えました。
ビルも多いし、なんか、東京!て感じの景色ですね。
⑥ 等身大の段ボール蒸気機関車
これ、とてもとてもかっこよかったです。
段ボールと段ボール用の接着剤だけでできてるなんて信じられない。。。制作期間10ヶ月って書いてありました。大変だったんだろうな。
特に車輪のあたりが精巧に作られていたのと、段ボールの線路もあって今にも走り出しそうでした。
会場ではこの段ボール蒸気機関車にプロジェクションマッピングのようなことがされていました。
息子は触りたくて乗りたくてちょっと愚図ってました…気持ちは分かる。分かるけれども、触ってはダメでした。
⑦ プラレールの展示
最後の最後、油断したところにプラレールの展示がありました。
橋やトンネル等の風景を作っていたわけではありませんでしたが、高さがあるのと、置かれていた車両の量が多くてとても圧巻でした。
こうしてみると、有名どころで人気のある車両をだいたい網羅しているプラレールってすごいなあと思いました。
トーマスのキャラクターたちの車両は固めて20車両くらい展示されており、ここでも息子は手を伸ばして取りそうでヒヤヒヤしました。

⑧ その他もろもろ
他にも、現在分かっているリニアの構想とか、鉄道写真の展示とか、何十年分の時刻表の表紙の展示とか、来場記念写真のコーナーとか、おみやげグッズ販売とかいろいろありました。
残念ながらトーマスのグッズは売っていなかったので、息子は15分くらいかけて吟味して、はやぶさのマグネット式プルバックおもちゃを選んだのでそれを買いました。
ヘッドマークのステッカーがかっこよくて私が欲しかったのですが、息子はステッカーには興味なくて、残念ながらあっさりスルーされました。ちぇ…。
いろいろな展示を総合して、老若男女、いろんな角度から鉄道を展示しているので、にわかファンも、マニアも、子供も大人も楽しめるように配慮されている展示会だな、と思いました。
子鉄くんと思われる、4,5歳くらいの男の子もけっこういました。
「天空の鉄道物語」のレジャー費を計算してみる
今回のレジャー費を計算してみます
- 入館料 大人1人2,500円×2 5,000円
- おみやげのおもちゃ 1,200円
- 記念写真の購入 1,500円
- 六本木のおしゃれカフェでおちゃ 1,500円
- 合計 9,200円
でした。
大人1人2,500円、というなかなか高い入館料でしたが、こどもが2歳だと無料なので、なんとか1万円以内に納まりました。
もう少し高かったら二の足を踏んでいかなかったと思うので、ギリギリの値段設定かな…と思います。
子連れで「天空の鉄道物語」に行ってみた まとめ
実際に行ってみて思いましたが、2歳の息子と一緒に「展示会」に行ったのは初めてだと思います。
車両基地で行われる鉄道イベントとは雰囲気が異なり、今回は「展示を見る」ことが主役でした。でも展示の内容が大好きな乗り物に関することだったからか、比較的おとなしく、自分の足で歩いてくれて良かったです。
こうして実際に目で見たり、図鑑で知識を蓄えたりして、どんどん息子は乗り物マニアになっていくのでしょうか…。
息子に置いていかれないように、にわかファンですが、自分も楽しんで乗り物に触れていきたいと思います。
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