2022年の10月。
ひょんなことから、年中の息子の小学校受験を決意した我が家。本番まではちょうどあと1年。
さてどうなることか…!?え、本当にどうなっちゃうの?!の記録、2023年1月分です。
※この記事は、すべてが終了した2024年1月に書いています。
前回はこちら↓
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息子の小学校受験記録。はじめての外部模試(2022年12月)
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こんな人にオススメ
●小学校受験ブログを読むのが好き
●小学校受験頑張ってるよ
●小学校受験って何?
もくじ
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本格的なお教室通い
2023年の1月に何を取り組んだか。記憶が曖昧ですが、家族のカレンダーを振り返ってみると、
●メインのお教室の個別クラス(主にペーパー)に9回
●同じお教室の集団(行動観察)クラスに2回
●別の近所の、講習形式の教室の体験に1回
●webで受講していた巧緻性・絵画教室のオフライン講座に1回
合計13回(日)も、1月の間に教室と呼ばれる所に通っていました。
頑張ってたんだな…。
ペーパー学習の内容
ペーパーは、メインのお教室の個別クラスと、家庭学習の両輪で進めていました。
個別クラスの方は、毎回「全体的な確認テスト(様々なジャンルから出される)」を行い、その中で苦手なページや単元を先生に解説してもらったり、類題を解いたりしていました。
(個別クラスでは、ペーパーの他に巧緻性・絵画・面接練習・口頭試問の練習などをやってました)
そうすると、息子にとって必要な内容で授業をしていただける、という点ではとても良いのですが、客観的に見て息子の進みが間に合っていないのではないかととても恐ろしく。
こぐま会の「ひとりでとっくん365」シリーズが、新年長になる11月から始めてちょうど1か月に1冊ずつ解けるようになると良いペースと聞き、最初に12冊まとめて買って、1か月に1冊進め、分からない・解けない・解くのが遅い単元は「ひとりでとっくん」テキストを買い足して更にフォローしていました。
今内容を振り返ると、
・シーソーの原理の基礎
・右手左手の理解
・間違えずに確実に数を数えること
・8までのつみきをしっかり数えられること
・鏡(左右対称)の理解
などの内容に取り組んでいました。どれも今となっては懐かしいですが、この時の息子は初見では理解できない内容も多かったので、テキストの簡単な問題から徐々に難しい問題へ、本当に少しずつレベルアップさせていました。それでも、この中でも特に左右の理解が完成したのは、直前期ぎりぎりだった記憶があります。
ペーパー難関校を目指すとこの時から決めていましたが、平均的な進度と思われるこのテキストを解くことに相当苦労していたので、最初から間に合っていない感はありましたね…。
今振り返ってみても、もっと早く準備していたら違ったのだろうか、理解が早かったのだろうかと思う時もあれば、いやいや成長に合わせて学ぶから身に着くので、多少早く始めても変わらないだろうよ…と思ったりもします。
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お正月は全力で楽しむ!
お正月のあれこれは受験に出てくる(かもしれない)ものがたくさんある、ということでこの年は正月らしいことを本当にたくさんやりました。
・事前におせちの具材を家庭学習で下調べして、スーパーで実際に購入し、それを自分で重箱に詰めてもらい
・凧に自分で絵を描いて完成させ、実家近くの公園で凧揚げし
・ついでに公園で羽子板も遊び(負けたら炭で落書きするのはなし)
・実家にコマ回しや達磨落としも持って行って遊び
・ついでに福笑いもして
・1月2日には大きな神社に初詣に行き
・そこで合格祈願で絵馬を書き、お札も買っておみくじも引き
・おまけに、獅子舞と餅つきが見学できるところに出向きました
ほんっっっとうに、息子が生まれてから5年。一番お正月らしいお正月を過ごしました。
とれもこれも根底は受験の為に準備しましたが、とはいえ家族中でとても楽しかったので(なんと一番凧あげが上手かったのは、当時3歳の娘の方だったりして)、受験もいいもんだなあとのんびり思ったりしていました。
↓こういうのを買いました。古きよきっぽいやつ。笑
絵画と巧緻性教室のオフライン講座
この時に家庭で、ペーパーの次にしっかり取り組んでいたのが、とあるweb講座でした。
絵画と巧緻性(塗り絵や運筆・ハサミ・制作など)のどちらでも良いので、毎日1つ。作品を写真に撮り、また制作過程も動画にしてLINEで先生に提出すると、動画でフィードバックを送ってくれます。
息子は、手が早いけれど作り方が雑だったり指示を聞き取り切れていないところが多くあったので、まずは手先の技術を訓練して付けさせたい、ついでに絵画も少し取り組みたいな、と思っていました。なので、毎日提出できるのだから、週に5日はすぐできる巧緻性の何かを提出し、2日は絵画を…と思っていたのですが、蓋を開けてみるとこれが難しい。
まず、塗り絵やハサミを短い時間で技術向上のために行う、というのがつまり「ただの作業」なので、息子が全然やりたがらない。そうすると提出できない日が増えて、私がイライラしてしまう。
一方で、絵を描くとか、何か作品と呼べるところまで作り込むのであれば、息子は乗り気になるし大好きなのですが、そうすると家庭学習の方の時間が足らなくなる。
うーーーーーん上手く回せない、とずっともやもやしていました。
とはいえ、続けていると特に絵画の方で、横顔をスムーズに描けるようになったり、全身のバランスが取れるようになってきていたので、今すぐやめるのもな…と思いつつ継続。
このとき1度、珍しくオフラインの講座が開講されたので出向きましたが、オフラインに来るお子様はがっつりと巧緻性・絵画に取り組まれているお子様ばかりで、びっくりするほど絵が上手かったです。息子も、自分のレベルが彼ら彼女らと比べるところに無いことを悟ったようで、講座の間は終始半泣きでした。申し訳ないことをしたな…と思いつつ、小学校受験の世界はペーパーも制作も行動観察も、どの分野でも信じられないスーパーキッズがいるものだと改めて突き付けられました。
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モヤモヤが止まらない
とはいえ、私としても持てるものを可能な限りつぎ込んで、1年のスパートを掛けて息子を成長させようと試みていますが、果たしてどこまで間に合うのか…と常に半信半疑、よりどころがない気持ちはこの辺りから既に始まっていたように思います。
頭のよさやテストの点だけで決まるわけではない小学校受験。「学校側が欲しいと思う子供」に果たして息子は成れるのか。生来の気質が強く、生きるエネルギーの塊のような息子を何とか宥めて納得させて受験の道に引きずり込んだものの、これは息子にとってベストな選択なのか…。と、もやもやしながらも、やればやっただけの成長が見られるのもまた事実なので、止まることも戻ることもできず、ずぶずぶと進んでいくのでした。続く!
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