うちの2歳の息子は、絵本が好きではありません。
生後半年くらいから絵本を少しずつ読み聞かせてきましたが、現時点でも、彼は残念ながら「絵本好き」にはなっていません。
私の膝の上で絵本を読んでいても、すぐに「脱走する」「手に持っているおもちゃで遊びだす」「私が持っている絵本を強制的に閉じようとする」等して、絵本タイムを終わらせようとします。
しばらく、息子に絵本を好きになってもらいたいといろいろな方法を試しましたが、あまり効果を感じられませんでした。
しかしうちの息子。絵本の読み聞かせは嫌いですが、他のものの読み聞かせは好きなんです。
こんな人におすすめ
●子供が絵本を好きではない
●読み聞かせの代わりになるものがあるか知りたい
息子が好きな読み聞かせ① 図鑑
うちの息子は絵本は嫌いですが、図鑑は好きです。
特に、電車や新幹線、車などの「のりもの」の図鑑が大好きです。
絵本だと、「読んでー」と持ってくることは全く無い息子ですが、図鑑を「読んでー」とよく持ってくるので、のりものだけの図鑑とか、子供が興味を持ちそうな日常のものがいろいろ載っている図鑑とか、何種類か集めました。
↑DVD付きの図鑑だと、実際に動いている様子を見られるので息子の食いつきが違います。
映像だけでもよく見ますが、映像で気に入った乗り物は、自分で図鑑のそのページを開いて「読んで―」と持ってきます。

図鑑の読み聞かせについては、当然ですが物語性はまったくないので、息子が開くページに載っているのりものの名前を順番に言います。
しかし名前だけを言っていると私が飽きてくる(笑)ので、「消防車は水をシュ――!とたくさん出すんだよ」とか、「救急車はイタイイタイの人を助けてくれるんだよ」みたいに説明を付けて読みます。息子がどれだけ分かっているのかは分かりませんが。
たまに、「●●」はどーれだ?と聞いて息子に指差しで答えてもらう等、クイズにして遊ぶときもあります。

息子が好きな読み聞かせ② フラッシュカード
フラッシュカードと聞くと、右脳トレーニングのイメージがあります。
うまく使えばそういったトレーニングができると思うのですが、あまり気にせず、フラッシュカードも図鑑と同じ感覚で読み聞かせしています。
図鑑だと、見開きのページにいろいろなものがたくさん、所狭しと並んで書いてあるので、息子にひとつひとつ指差しで名前を言っても、どれがどの名前なのか、息子の注意と私の指差しがかみ合っていない時がよくあるなと感じていました。

それで、フラッシュカードなら1枚に絵柄が1つなので、「どれがどの名前」「今、どのものについての話をしているのか」にずれがなくなるのが良いなあと思いました。
とはいえ、どのフラッシュカードが良いのか分からず、いろいろな種類の絵柄が欲しいなと思っていたところ、メルカリやお友達のご縁があり、家庭保育園としちだ式のフラッシュカード、それぞれ約900枚と約1200枚を用意しました。

まるでフラッシュカードのトレーニングに本腰入れてる人みたいだよ!
↑しちだ式のフラッシュカードはこれです。
しかしいきなり2,000枚も使えないので、今のところは、この中から、息子が好きな「のりもの」や身近にある「動物」「食べ物」「体の部位」等のジャンルのカードだけ出して、それらをジャンル毎に20枚程度の束にして、パンチで穴をあけてリングを通しています。
家庭保育園もしちだ式も同じA5サイズなので管理しやすく、リングを通して束にするときは分けてますが、収納は同じ箱に入れてます。
子供がフラッシュカードを手に取りやすいように、子供用おままごとキッチンに収納しています。詳しくは「全部100均! おままごとキッチンを1500円で手作りしてみました」からお読み頂けます。
息子はたぶん、この20枚程度の束ひとつひとつが図鑑だと思っています。
図鑑と同じように、ものの名前を読み上げる気持ちで、1枚1枚フラッシュしながら読み聞かせしています。
1束20-30秒で終わるので、気軽な読み聞かせとして親は取り組みやすくて気に入っています。
息子はやっぱりのりもののフラッシュカードばかり持ってきて「読んで―」と言うので、のりもの率がとても高いです。でも、のりものを読んだ後に「こっちも読もうよ」と言って果物や動物の束を出すと、渋々ですが受け入れてくれます。
果物も「みかん」を読むと「今日食べたねー美味しかったねー」等とコメントを付けてすぐに手を止めてしまうので、フラッシュカードのトレーニングとして考えると、どれほど効果があるのかは分かりません。

でも、自分で食べたものや、道で見かけたのりものや、スプーンや歯ブラシ等の日常のものの名前を、フラッシュカードで見返すことで定着して語彙が増えてくれたら嬉しいなと思っています。
なにしろ絵本を読まないので、語彙を増やしたり、絵を見たり言葉を聞いて実際のものを想像する機会が少ないんですよね…。

せっかくなので、しちだ式と家庭保育園のフラッシュカードの違いについてもレビューしたいと思っています。
しちだ式は、フラッシュカード等の右脳トレーニングで有名ですが、英語教育の教材もあるので気になっています。
【えっ?】たった35日で私の子供が英語を話した!←超話題!
のキャッチコピーから、なんかすごそうな雰囲気がします。
絵本の読み聞かせが嫌い!でもうちの子供が大好きな読み聞かせの遊び2つ まとめ
子供というものはみんな絵本が好きだと、実際に子供を育てるまではなんとなく思っていたので、自分の息子が全く絵本好きにならないことに衝撃を覚えました。
しかし、好きでないものはしかたありません。
いずれ、そのうちきっと、絵本の良さに気付くときが来るはず…!と思いつつ、今は、息子が楽しそうにしているので、図鑑やフラッシュカードの読み聞かせで良いかなと納得しています。
もちろん、息子が楽しいだけでなく、図鑑やフラッシュカードで語彙が増えたり、日常の体験を定着できたらとても嬉しいなあという知育的な考えもあります!
けれど、起承転結でストーリーを理解したり、登場人物の気持ちに共感して感受性を育てたり、という点では、絵本をはじめとした「物語」に触れるしかない。
いずれはアニメや特撮戦隊ものなどのテレビから、物語を楽しむ時期が息子にもきっと来るので、そのタイミングでまた絵本の働きかけをできたらなと考えています。
今のところトーマスのアニメ大好きなのですが、物語を理解して楽しんでいるかと言うと、まだちょっと疑問です。
いろんな機関車が走ってお話しているのが面白いのかな…?
という感じで、うちの2歳の息子は、絵本ではなく、図鑑やフラッシュカードの読み聞かせを楽しんでいます!
おまけ)
こどもちゃれんじも毎月絵本が届くのですが、正直うちの息子はあまり食い付かない…。涙
月刊の強みを生かして季節の話題も豊富だし、絵本やしまじろうが好きな子には本当にピッタリな教材だと思います。
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